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​About Berg Guitars

​ベルグギターのこだわり

色褪せない不変の音色

Stable #1
​オール・
トリファイド・
​ギター

なぜヴィンテージギターのサウンドは良いのか?

 近年ヴィンテージギターの価格が高騰しているにもかかわらず人気があるのは、そのサウンドにあります。

 長い年月を経たギターの木材は、セルロース(木の細胞)が化石化する(枯れる)ことによって、新しいギターには出せない魅力的なサウンドへ変化します。

「トリファイド」とは?

 トリファイドとは木材を熱処理することで、ギターメーカーで今最も注目されている加工技術の一つです。

 木材に熱処理をほどこすことで、擬似的に化石化を促進します。そうすることで、多くの人が魅力を感じるヴィンテージサウンドに近い、硬さの取れた温かみのあるサウンドを新品の時から楽しむことができます。

どんな利点があるの?

 木材を熱処理することには、他にも利点があります。

 熱処理された木材は細胞が安定しているため、常に弦の張力を受けているトップもネックも変形しにくなります。これによって長期間に渡り安定した演奏性とサウンドを保つことができます。

オール・トリファイドとは?

 現状では多くのギターメーカーが、ギターのトップ材にのみ熱処理材を採用しています。

 ベルグギター Stable Series はギターネック材、ブレーシング材、トップ、サイド、バック材、指板、ブリッジなど全てに熱処理を施した材を使用しています。これらにより、長期にわたる安定性が期待できます。​

Stable #2
ラミネート+
カーボン補強
ネック

ワンピース・ネックとラミネート・ネックの違い

 ワンピース・ネックを採用するメーカーと、あえてラミネート・ネックを採用するメーカーがあります。その理由はどちらにもメリットがあるからです。

 ワンピース・ネックのギターは響きが良いと言われています。しかし、完全なワンピース・ネックを作るためにはより大きな木材から削り出す必要があるため原材料費が高くなり、また弦の張力により変形しやすいなどの問題点もあります。ネックがS字になると音量が下がり,バズが発生し本来の音は出なくなります。

 ラミネートネックは響きの点でやや劣るものの、変形に強く、品質の安定したネックを作ることができます。ネックが長期的に安定することは、音量の大きさや弾き易さそして,長期的な安心感など大きなメリットがあります。

ラミネート構造ネックとは?

 変形やねじれを防ぐため、木目の向きが異なる複数の木材を重ねて作ったネックがラミネート・ネックです。

 Stable Series のネックは3枚の木材を重ねている3ピース・ラミネート構造のネックです。

ラミネートネックは絶対に反らないのか?

 残念ながら、ラミネートネックも木材であるため、ねじれや変形を完全に防ぐことはできません。

 そこで、さらにネックを強化するため、Stable Series のネックには調整のためのトラスロッドに加え、補助材のカーボンロッドを2本入れています。

 カーボンは軽量で硬いため、振動を阻害することなく強度を高めることができ、ネックのねじれを防ぎます。

 山のようにいつも変わらない安定感を感じられるギター。それが Berg Guitars Stable Seriesです。

Stable #3
ボルトオン・
ジョイント方式

 

ボルト・ジョイントについて

​ 伝統的なギターの作り方はダブテイル・ジョイントという木と木をあり溝方式でセットする方法です。木材と木材が密着するので,音色の自然さ,響きの良さという点でダブテイル・ジョイントを採用するメーカーも少なくありません。

 それに対して弾き易さを追求するメーカーの中にはボルトジョイントを採用するメーカーもまた少なくありません。これらのメリットとデメリットを考慮しBergギターはボルトジョイントを採用しています。

 ボルトジョイントの最大のメリットはネックとボディの接合部の強度が格段に強く,弦の張力がかかり続けてもネックの角度がほぼ狂わないという点です。これにより弦高も安定し,弾き易さも変わりません。

 

 それに対しダブテイル・ジョイントは年数と共にジョイント部のアングルが弦の張力により,起きてしまう「ネック元起き」という問題が生じる場合があります。

 

 ネック・アングルの狂いは弦高に大きく影響し、弾きにくい・音が詰まるなどの問題を引き起こします。こうしたネックの元起きなどの不具合を直すためには、ネックリセットが必要です。

リスクとコストのかかるネックリセット

 しかし、このネックリセットはギター修理においてもっとも難しく、かつ費用が高額になると言われています。

 例えばダブテイルジョイント方式のギターの場合、15フレットを外して指板に小さな穴を開け、蒸気を送り,接着剤を溶かして,専用工具を使ってようやくネックを取り外すことができます。それから接合部の角度を修正し、再度入れ直します。

 技術と経験の必要なメンテナンスであり、日本国内では一般に10万円以上の費用がかかる場合さえあります。

 

 コストがかさむこと、信頼できるリペア工房を見つけなければならないこと、これらがハードルとなり必要なメンテナンスを躊躇してしまうなら、それはギターにとってもオーナーにとっても良いことではありません。

 Bergギターのボルト・ジョイントはネックとボディの間に接着剤を使わず、ボルトのみで接合する方式です。万が一ネックリセットなどジョイント部の調整が必要になったとき、ボルトを外すだけでネックを取り外すことが出来るので,ネックリセットを比較的容易に行うことが出来ます。ネックの安定性を向上させ,メンテナンスのハードルを下げ、良い状態を安定して長くお使いいただけるギターをコンセプトとしています。​

Stable #4
オーバートーン
​・システム

オーバートーン(倍音)とは?

 基本音の周波数に対して、2倍・3倍・4倍……の周波数を持つ音が倍音です。​

 倍音が豊かな楽器、特に2倍・4倍などの偶数倍音を持つ楽器の音色を多くの人は心地良い、美しいと感じます。

ギターと倍音の関係

 ギター市場においては豊な倍音を感じさせるものは非常に少なく、僅かな高級品のみとも言えます。

 BergギターはOTS LABとのコラボにより構造的に倍音を発生し,誰が聞いても豊かな倍音を感じさせるものです。

 この倍音が豊かに響き合うとコードのハーモニーもより美しく感じられます。しかも単音でメロディーを弾いても立体感が感じられるのです。コードが美しく、単音でも響き合い、高音域まで音が伸びているというと楽器として別次元にあるようにも思えます。倍音が入っているギターに耳が慣れると、倍音なしのギターの音が薄く感じてしまうほど説得力があります。

​ 倍音についてさらに詳しくはこちら

オールトリファイド
ラミネート+カーボン補強ネック
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